わすれないうちに、後編へ!
※このまとめは私の私見を含めております。情報などに間違いがありましたらごめんなさい。当日の私のメモをもとにまとめております。
昨日は前半報告と、私の発言を中心にまとめさせていただきましたが、今日は他の方が発表された内容をまとめてみます。
お付き合いください♪
ちなみに、前編はこちらからどうぞ!
http://riekouchiumi.net/2018/03/30/sasebomirai/
まず、観光について
長崎県知事からは県全体のお話がありました
昨年、長崎県には365隻のクルーズ船がきた。
人数にして、20万人
そのうち約300隻は中国発着
それだけの方がきてはいるものの、実際には特定のお店や無料のところにしかいっておらず、思ったほど長崎県内でお金を使ってもらっていない。
今後は、引き続きクルーズ船を増やしながらも、富裕層向けの商品開発なども必要。
たしかに、海外の富裕層の方のお金の使い方はすさまじいですもんね・・・。
続いて朝長市長から
佐世保の九十九島の認知度調査
14年は41%だったが、今年2月の調査では66・3%と25・3ポイント増加した。
世界で最も美しい湾クラブ加入に向けて、積極的にPRしている
私、市長からお話しを聞くまでは、「世界で最も美しい湾クラブ」なるものの存在をしりませんでした。
フランスのモンサンミッシェルなども登録されているクラブだそうですよ!
ちょっと調べてみました。
世界で最も美しい湾クラブは、湾を活かした観光振興と資源保護、そこに暮らす人々の生活様式や伝統の継承、および景観保全(シースケープ)を目的に、1997年3月10日にドイツのベルリンで設立され、フランスのヴァンヌ市に本部を置くNGOで、ユネスコの後援をうけている。
1.優れた自然の美しさがあること
2.豊かな生態系があること
3.経済的潜在力があること
4.地域と国レベルでの法的保護体制が整っていること
5.世界遺産の評価基準に準じていること。
全く手つかずの厳正自然状態を求めるものではなく、湾内にある人工物(街・橋・灯台など)も対象となる。年次総会で選出された13名の理事(三年任期)による現地調査をもとに総会の加盟審査委員会で理事の合議により決められ、2004年から本格的な加盟選定を開始している。
日本では松島湾 富山湾、駿河湾、宮津湾の4つがすでに認定されているそうです。
メディアでも九十九島の取り組みは取り上げられていました。
ぜひとも、朗報を待ちたいですね!
ラストサムライにも選ばれた、美しい九十九島。
私も久々に遊覧船に乗りに行きたくなりました。
続いて、佐世保高専から
観光とは関係があまりなさそうな高専ですが、じつは観光客のデータ解析などの部分で様々な取り組みをしている
モンゴルにはじめて高専ができようとしている、しかもその中心を担っているのは佐世保高専卒業の35歳の方
モンゴルから研修にきている女性の教師を九十九島に連れていったら夕日をみて感動して涙していた。やはり九十九島の魅力は世界に通用する
商工会議所の前田会頭からは
観光で大切なのは「食」
佐世保にはとても豊かが食がある
和牛も有名
魚も豊かだが、たくさんとれすぎて、なにが旬なのかわからないくらい。
そこで、協力しあって、なにが旬なのか、なにが佐世保でとれた魚なのか、などがわかるようなPRを飲食店などとも協力しあっていっている
という取り組みのお話しがありました。
マグロも佐世保はよく獲れるらしいのですが、わたくししりませんでした・・・。
みなさん、それぞれの立場、それぞれの分野で取り組みをされていることがわかりました。
続いて、人材育成の部分
佐世保高専の取り組み
企業の若手の方と一緒にアイデアマラソンを実施している
もっと地元就職を促進したいと思っているが、地元企業が知られていない
学生は真っ白な紙。地元企業もPRをしていただいて、地元就職の良さを発信していきたい
県立大からは
3年生全員に、インターンを義務付けている、これは全国でも珍しい取り組み
地元企業、商工会議所との連携で実現している
地元企業のトップの方は及びしての講演会は学生にも好評
私も先日、佐世保青年会議所理事長として、県立大学を表敬訪問させていただきましたが、授業ですごく実践的な取り組みなどをされていてびっくりした記憶があります。
近年は、大学も学生さんから選ばれる時代なのでこのような取り組みが更に実を結んでいって、たくさんの優秀な学生さんにきていただける学校になっていただきたいものです。
そして、あわよくば少し離れてはいますが、免許取得の際はヒューマンスクールを選んでいただければ更に嬉しいです(笑)
知事から長崎県全体の傾向
高校生の地元就職は増加傾向にあるが、大学生は低下傾向にある
その原因として考えられるのは、「地元の企業情報」が届くか届かないか。
高校生の場合は、三者面談などがあり、地元就職の話をすることができる場があるが、大学生の場合、県外にでてしまっていたら、なかなか学生のもとに地元企業の話が届かない。
県としてもNなびといった就職サポートサイトを運営したり、様々な取り組みをしている
高校生だけでも増加傾向なのは嬉しい限りなのですが、
18歳を毎年相手にしている私の感覚としては、
そもそも、高校生で就職する人がすごく減ってきている。
大学なり、専門学校なり、とにかく「進学」が増えているので、そうなってくるとやはり県外に一度でた子たちがいかに、もどってきてくれるか、が大切になってきますね。
弊社もそうですし、佐世保JCの仲間たちと話していても、
「人が足りない」という話はよくしています。
特に、飲食店、接客業は不足しているようです。
いったいどこに人材はいるんでしょう・・・・!!!
続いて市長から
奨学金返還サポート制度の運用についてのお話がありました。
昨年は1名のみ対象だったそうですが、今年は12名対象となったそうです。
また、移住サポートデスクも年々増加傾向で、0名→60名→120名と実績を上げている。
移住はUターンの方がほとんどで、うち40歳以下が8割と、若手が多い。
奨学金の問題はメディアなどでも取り上げられており、社会問題でもありますね。
あまり意識したことがありませんでしたが、今後採用するスタッフのためにもそういったことにもアンテナをはっておかねば、ととても興味深くききました。
また、ほかにもIRについての話も言及されていましたが、佐世保は他の自治体と比較してもかなり積極的な取り組みをしているそうです。
佐世保にカジノが誘致された場合、様々な変化がありますがひとつに
職種が増える
ということがあるそうです。
田舎だから、なりたい職業がない、ということがぐっと減る可能性があるというわけですね。
最後に前田会頭から、連携協定の件にも触れられていましたが、親和銀行さんからの資料がだれかのお役にたちそうだったので、UPしておきます
個人的に、「確かに!」ととても心にのこったので、備忘録もかねて。
最後に、司会のほうから、一般社団法人佐世保青年会議所が2016年に実施した事業で、2017年に日本青年会議所で、地域経済活性化部門で部門賞を受賞した、未来にエールの報告書のご紹介をしていただきました。
この事業については個人的にもとっても思い入れが深いので、また後日、まとめさせていただきたいと思います。
当日は、山縣副理事長、丸山委員長、橋之口委員長、酒井くん、鶴岡事務局長がオブザーブできてくれました。
心強かったです。
ありがとうございました。
橋之口委員長はそのあと事務局で拡大作業・・・
よろしくお願いいたします!
以上、させぼ未来創造フォーラムに参加してのまとめでした。
最後まで読んで頂いた方、ありがとうございました!
これからもさせぼの未来のためにしっかり頑張っていきたいと思います。