昨日、富士国際ホテルにて「させぼ未来創造フォーラム」が開催されました。
フォーラムメンバーは
佐世保商工会議所会頭 前田 一彦様 (座長)
長崎県知事 中村 法道 様
佐世保市長 朝長 則男 様
親和銀行頭取 吉澤 俊介 様
長崎県立大学学長 太田 博道 様
佐世保工業高等専門学校校長 東田 賢二様
佐世保青年会議所理事長 内海 梨恵子
進行役を
長崎国際大学 理事長 安倍 直樹様
今朝の長崎新聞にも
産官学と金融のトップが集まり、県北地域の経済提携について話し合う…
と書いてありました。
そんな中で、恐れ多くも、参加させていただき、多少発言をしてまいりました。
佐世保青年会議所は若手経営者代表ということでこの会が発足当時から参加させていただいており、フォーラムには代々理事長が参加させていただいております。
歴代の理事長から「すごい設えだよ、なかなかの緊張感だよ」と伺っておりましたので、一番下っ端としては遅刻はありえないと思い、めずらしく30分前行動で会場入り。
会場はなんだか首脳会談のような設えです。(これが噂の設え!)
(早めに到着して資料を確認中に撮られてましたっ)
フォーラムメンバーもさることながら、周りをぐるっと囲まれる席次となっており
囲む方々も、佐世保の経済界を支える方々がずらり。
まずは佐世保地域経済活性化推進協議会の活動報告が行われます。
こちらは5つの部会、チームに分かれており、
1、観光振興部会
2、産業育成部会
3、基地経済部会
4、インフラ交通部会
5、佐世保地方創生プロジェクトチーム
とそれぞれで取り組みや検証をされています。
すでに実行されている部分もあれば、検証、提言をされているところもありました。
今回はこの中でも若手経営者を中心に組織されている5、佐世保地方創生プロジェクトチームが開催され大盛況を博した、「艦これ」とのコラボ企画の報告にはみなさん興味を持たれていました。
2か月の準備期間で、当初予定していた3倍の約9000人もの動員が、ほぼTwitterのみでなされたということです。
コンサートチケットは数分で完売!という盛況っぷり。
「艦これ」と地方自治体がコラボしたのは初めてだったそうです。
このチームに実は私も所属はしておりますが、最近、あまりお役に立てていません。
チームを率いていらっしゃるのが、一般社団法人佐世保青年会議所第60代理事長 池田真秀先輩。
そして多くのJCOBのみなさんで構成されているチームです。
さすがの企画力、実行力です!
と、様々な報告がありフォーラム討論へ。
(資料も盛りだくさん)
今回は
・稼ぐ観光への取り組みについて
・ インバウンド増加による観光振興策について
・人材育成について
という3つのテーマを中心にそれぞれから発表がありました。
行政とひとくくりにいっても、今回は県知事と市長といらしていたので県からの見解、市からの見解が同時に聞くことができる貴重な機会でした。
また、銀行、地元の大学、高専、そして経済会 とそれぞれが単独でなにかをするのではなく、連携して相乗効果を狙っていく、ということが大切だし、自分たちだけでなく未来を見据えて取り組まなければいけないと強く感じました。
私は観光の部分で、一般社団法人佐世保青年会議所が開催しているアメリカンフェスティバルのことをお伝えさせていただきました。
そもそも、アメリカンフェスティバルは1982年 第32代 朝長則男先輩の時に立ち上げられたイベントです。
2002年の第18回まで開催されていましたが、同時多発テロの影響などで、米軍の敷地であるミニッツパークの使用許可が難しくなったり、ということでやむなく中止されておりました。
そのあと、アメフェスに変わる祭りを!ということでさせぼバーガーフェスティバルが開催され、現在では佐世保バーガーが全国区の知名度を誇りますが、きっかけは実はJCの取り組みが影響を与えています。
その後、シーサイドフェスティバルを商工会議所青年部さんと共同で立ち上げて2016年まで一緒に取り組んできました。
そんな中、2015年にアメフェス復活!という決断を62代谷川辰巳先輩がされてメンバー一同、必死で取り組み復活ののろしをあげました。
ハードルもたくさんあり
ハード面ではそもそもミニッツパークが以前と同じ形ではないので、会場のレイアウトが大変だったことと、公園法?の関係で以前は頂けていた入場料が頂けないということがいまだに解決できていないところです。
多くの市民の方々にきていただき、喜んでいただいているアメフェスですが
実は一般社団法人佐世保青年会議所を中心とした実行委員会が行っている事業であり、補助金なども基本的にはいたかずに(昨年はじめて、県外広告費としての補助金をいただきました)佐世保JCの事業費と、協賛金(8割は現役メンバーとOBから)で賄っています。
これからも継続していくためには、この「お金」の部分をしっかり考えていかなければあの規模の事業を継続していくことが困難になりますので、今年で第4回目を迎えます。
もっともっと、市民の皆様を巻き込んでの取り組みが必要であると感じています。
また、現在佐世保JCに在籍しているメンバーの大半が子供のころにアメフェスにきたことがあり、夏のイベントといえばアメフェス!と思って育ってきました。
子どもや市民の皆様の郷土愛であったりまちの魅力を再確認していただくという役割があると思っています。
ここ2年、連続で天候に泣かされていますので、今年は日程を少しはやめて
8月25-26日で企画をしています。
ぜひぜひ、よろしくお願いいたします!ということをかいつまんで説明してきました。
(ブログのためにかなり補足追加してます)
また、インバウンド増加による観光振興策についての部分では、昨年開催した
ミライメイク という事業の報告と、佐世保JCの取り組みをご説明しました。
佐世保青年会議所には5年前に作成した10年ビジョンというものがあります。
「来たい、住みたい、日本一SASEBO」
を掲げて、その実現のためにテーマを3つに絞り取り組んでいます
・日本一のグローバルタウンSASEBOの実現
・日本一のオリジナルタウンSASEBOの実現
・日本一のコラボタウンSASEBOの実現
青年会議所は単年度制ではありますが、10年ビジョンも念頭に置きながら歴代理事長は事業に取り組んでこられました。
昨年の未来メイクはそのグローバルタウンSASEBOの実現のための事業でもありました。
また、私個人としては、早岐で旅行会社、貸切バスを営んでいますのでハウステンボスの今後、そしてIRの行方、浦頭周辺開発などは大変関心を持っています。
早岐地区としてももっとまちをあげて、団結して活性化を目指していかなければいけない大切な時期だと感じています。
本業とともに、地域のためにも今後も貢献していきたいと思いを強くしました。
というような発言をさせていただきました。
長くなりましたので、他の方の発言からの学びは後編に続く・・・。