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この本を選んだ理由
購入したのは随分前でした
それもその筈、この本は1年前に出版されたものだから
2019年8月現在、この本はなんと40万部を突破したそうです
私がこの本を購入したのは、人前で話をしたり、コメントを書いたり、とアウトプットとこれまでになく必要としていた時期だったからです
話し方、書き方といった分類ごとに書いた本はこれまでもあったものの、「大全」とあるように一纏めになっている本はあまりなかったと思い、正直立ち読みしてみたときは「そうでもないかな」と思いはしたものの、購入しました
著者について
YOUTUBEに1000本以上の動画をUPし、たくさん情報発信されている方だとは知っていましたが、以下AMAZONからの抜粋
「メルマガ、毎日発行13年」「Facebook、毎日更新8年」
「YouTube、毎日更新5年」「毎日3時間以上の執筆11年」
「年23冊の出版、10年連続」「新作セミナー、毎月2回以上9年連続」
……日本一アウトプットしている医師である、ベストセラー作家・樺沢紫苑
ということで日本一情報発信をする精神科 が本業だそうです
すごいですね
たしか映画のレビューもたくさんされていたと記憶してます
ちょいちょい色々なところで記事を拝見していましたのでアウトプットを大量にされている実績も十分です
そもそも精神科でいらっしゃるということがまた権威づけとしては抜群ですね
なにかしら人の心理をうまく使った情報が盛り込まれているのではないでしょうか
わくわくします
こんな方におすすめ
- 若手ビジネスマン、大学生
- あまり本を普段から読まない人
本の内容について
さて、肝心の内容です本書ではアウトプットは大きく3つに分けて考えられています
アウトプット3本柱
本書のアウトプットは3つに分類されている
「話す」「書く」「行動する」
やや、無理やりでは?と思うところもあったが私が興味深かった部分を
話す
ここは比較的得意分野でしたのでそんなに目新しい内容はありませんでした
強いて言えば、「営業する」が2項目に渡りで入っていたこと著者の職業柄驚きました
が、こういう意識を持っている方だからこそ、何作も著書を出すことができのだろうな、と感心しました
が、しかし「宣伝じゃん・・・」と思う部分もちょっぴりありました
まぁ、上手なアウトプットの例ということで
書く
一番関心がある部分です
とにかくポイントとしては
すぐ書く
速く書く
そのために時間を決める 構成を決める
アイディア出しのために100均のカードでアイディアを出す
最低でも50個
できれば100個
構想をまとめる
抽象化はアナログで、具象化はデジタルで
行動する
5秒で決断する
悩んでも一緒、ワクワクする、最初に思いついたほうにする
ファーストチェス理論
プロのチェスプレイヤーが次の手を考えるとき、5秒で決めた時と、30分かけてじっくり考えた時とでは86%が同じ手を選択したということからいわれている理論です
この話自体はよく聞きますよね
直感で選んだ最初の選択肢はかなりの確率で正しいということですね
ただ、注意すべきところは
「プロのチェスプレイヤー」の場合という点です
経験や知識浅い分野の時はそれは当てはまらないので要注意です
完成させる
これまたよく言われることですね
100点を目指してなかなか提出できないよりも、まずは30点で完成させて、どんどんブラッシュアップさせていくという方法
私も会社のスタッフにはよくこのことを伝えます
が、肝心の自分は100点を目指してギリギリになってしまうタイプなので、これからは自分もこの方法で取り組んで、周囲の方を安心させていきたいと思います
ポイント
続ける
- 今日やることだけ考える
- 楽しみながらやる
- 目標を細分化する
- 結果を記録する
- ご褒美を準備する(あげる)
はい、私が一番苦手なやつです
瞬発力だけで生きているのでなかなかできません
だから当然買ったんです
これ
とりあえず、継続できる人間になりたいです、はい。
最後にアウトプットを定着させるためのトレーニングが提案されています
トレーニング
詳しくはぜひ本書を読んでいただきたいのですが、基本的にここまで本書に目を通している方であれば、ここで提案されていることが有益なのはわかっていると思います
正直、目新しいことを提案されているわけではありません
でも、丁寧に解説されています
読んで良かったこと
当時、私は悩んでいました(いや、今も悩んでいる)
子供の頃から本を読むことが大好きで
大人になってからは好きな本を好きなだけ(?!)買うことができる財力を手に入れたので、読書欲は増すばかりなのだけど、インプット過多になってしまっている気がして
インプットについては、後ほどインプット大全で取り上げるとして
もっと効率よくアウトプットをする方法を模索していた
現実世界を変えたいならアウトプットしよう!
ほほう!と思ったのは(なぜ、上から?!)
インプット =脳内世界が変わる
アウトプット=現実世界が変わる
この指摘です
これ、すごくわかり易い
だから自分の頭の中だけを変えたいならインプットだけでいいのだけれど、現実世界を少しでも変えたい、影響を与えたいって思うなら、なにかしらアウトプットをしていかなければいけないってこと
この例えを手に入れることができたので
書籍代 1450円+税
の元はとったかな、と私は思いました
いまから何をするか
感謝日記をつける
自己紹介の定型を見直す
1冊から3つの気付きをしょうもなくてもいいからアウトプットする
ということで、この本のまとめとさせていただきます
ここまで読んでいただいた方がいらっしゃったのであれば、本当にありがとうございます♪
それでは、また!